他のゲームを遊んだりするのに忙しくて(?)、ちょうど1年くらい積んでましたが、最近になって再開しました、1996年のスーパーファミコンソフト『レナスⅡ 封印の使徒』。
中盤まで進めました。
序盤のストーリー展開がやたらと陰鬱な感じだったので、これ最後まで行けるかなあと心配していたのですが、途中から、少し明るく、ちょっとしたギャグ要素などもちらほら入ってきて、なかなか面白くなってきました。
広大な世界を旅してる感が十分にあります。
前回記事
システムも、全体的に親切設計で、前作だけでなく、他の同時代のRPGと比べても、とても遊びやすくなっています。
特に「ぜんかいふく」コマンドがとても優秀です。これはドラクエでいう「まんたん」に近いオート回復コマンドなのですが、なにが優秀かというと、100%回復ではないこと。
ドラクエで、回復しなければ次の戦闘が危ないというHP(体力)の減り方をしている仲間と、HPがちょっと減ってるけど回復する必要まではない仲間がいるときに、「まんたん」だと回復する必要ない仲間まで全回復させてしまって無駄が出るので、前者のほうだけとりあえず手動で回復しますよね。
本作の「ぜんかいふく」は、そんなプレイヤー心理に合わせて、少々の減りであればあえて回復しないのです。
結果として無駄なく全体に70%くらいのHPが確保できます。しかも、ちゃんと、貴重じゃない回復手段から選んで使ってくれます。
こういう、細かな心遣いが非常に良い。
今のところすごく面白いので、まだもうちょっと進めてみます。