スーパーファミコンの『シルヴァ・サーガⅡ』は出荷数が多すぎたのか200円弱で買えますが、ファミコンの『シルヴァ・サーガ』はややレアなソフトです。
箱・説明書無しでも5000円~10000円が相場かな。
この現象は発売時期が関係しています。
『シルヴァ・サーガⅡ』は1993年発売、同じスーパーファミコンの有名作品だと『聖剣伝説2』が近いですね。
1991年~1995年ころまで続くスーパーファミコンの時代の真っただ中です。
『シルヴァ・サーガ』はファミコンソフトですが1992年発売です。
1992年と言うと…、そう、上記のスーパーファミコンの時代の真っただ中なんですね。
時期的に近いのはスーパーファミコンだと『ドラゴンクエストⅤ』や、RPGではないですが『ストリートファイター2』です。『ロマンシング サ・ガ』の半年後くらいのタイミングで発売されました。
つまり、既に主戦場がスーパーファミコンに移ってしまった後なんですね。
この、いわゆるファミコン晩期~末期は、ファミコンの性能の限界に挑むかのような、クオリティの高い、隠れた名作・佳作が多かった時代とされています。
ただ、時期が時期なので、あまり売れず「隠れた」になってしまったわけです。
『シルヴァ・サーガ』もファミコン晩期の佳作とされています。
遊んでみると、ドラクエ風の、正統派すぎるくらいに正統派のRPGで、たしかにグラフィックや操作性はファミコンにしては頑張ってます。
戦闘バランスも、ファミコンにしてはかなりサクサク進める調整になっています。
サクサクすぎて、今のところあまり手応えあるバトルがないのが逆にちょっと心配になるくらい。
進めていくと難しくなるのかな?
ちなみに、ちょっと前にもゲーム機の盛衰に絡んだことを書いた気がしたなあ、と思っていたら、2月に、スーパーファミコン晩期のことを『レナスⅡ 封印の使徒』で書いていました。
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何事も世代交代は進むものですね。
最近のゲーム業界はちょっと停滞してる気がするけど。