ジャック・フロスト警部シリーズの第三作。
英語版は1992年の作品だそうです。
あまり古さは感じませんが。
第2作『フロスト日和』(これは終盤の盛り上がりが本当にすごかった)ほどのインパクトはありませんでしたが、安定した面白さでした。
こんな面白いシリーズなのに、大学時代とかに気付いてなかったな―とも思うわけですが、フロスト警部と近い年代になったからこそわかるペーソスもあり。
まだフロスト警部シリーズの後半(第4作~第6作)が未読なので、これを今から楽しめるのはラッキーなのかもしれません。