エラリイ・クイーンの国名シリーズ第8作『チャイナ・オレンジの謎』。
『チャイナ橙の謎』『チャイナ蜜柑の謎』という邦題もあります。
まだ創元推理文庫の新訳版はないので、ハヤカワ・ミステリの電子書籍で読みました。
普通の推理小説とは異なり、被害者が誰なのかが最大の謎となります。
他の国名シリーズ作品と比較するとドタバタコメディ的な雰囲気が強く、他にもいろいろな意味で意表を突く感じですね。
これで、国名シリーズは
3 オランダ靴
1 ローマ帽子
6 アメリカ銃
5 エジプト十字架
9 スペイン岬
7 シャム双生児
4 ギリシャ棺
8 チャイナ橙
と読んで来たので(我ながらめちゃくちゃな順番)、あとは第2作『フランス白粉の謎』で全巻制覇。既に購入はしているので楽しみです。