自宅で『もう一度読む山川世界史』が何年も積んだままになってたのでようやく最近読み始めました。
今は新版が出てます。カラー部分が多くなっているようです。
過去問で英語や国語など基本的には暗記が不要な(もしくは暗記が重要ではない)科目を中心にやってみていますが、次は地歴もやってみようかなと思ってはいるのです。
でもだいぶ忘れている…、というか、歴史の本を読むのは大好きですが、試験用の幅広く正確な知識となると、実はもともと得意じゃないのです。年代とかもあまり覚えられないほうだったし。
高校時代は興味のあるところだけ熱心だったけど、ほかはまともに勉強してなかったような気がします。
そんなわけで今回は文字通り「もういちど読む」ことにしてみました、が、なかなか難しい、というか、こんなに覚えることあったんだ…という感じです。
ちょうど私の時代からなのかどうかわかりませんが、受験は近現代史が重要と言われ始めたような気がします。
でも学校の授業は近代の差し掛かりくらいで終わってしまう…。意識高い進学校はそうではなかったでしょうけど、比較的意識低めの学校だったので。授業は面白かったですけどね。
それだけならまだいいのですが、今でもたぶん、イスラーム世界の歴史(特にオスマントルコ帝国ができるまでの王朝が交替していく時代)とか、インドや東南アジアの王朝とか、あの辺って受験生泣かせなんじゃないですかね。
私は超苦手、というかまともに覚えてすらいませんでした。
あまり詳しく触れられない割に王朝交代が結構多くて、しかも中国史みたいに、分裂の時代はあるけど基本的には殷から清まで一繋がりでいてくれる感じでもなくて、覚えづらいですよね。
とりあえず一通りざっと読んでみて(完璧じゃなくても)こんな感じかと思えるようになったらどこかの大学の過去問をやってみたいなと思います(暇なら、ですが)。
全く教科書読まないで過去問やっても多分まともに太刀打ちできないと思うのです。
思考力でフォローできる科目ならともかく、地歴はそうではない。
こういうのはクソ真面目に完璧にやろうとすると面白くないんだけど、逆に真面目さゼロで「全然できませんでしたー」っていうのも面白くないんですよ、たぶん。
ある程度真面目にやって、ある程度勝負になるのが一番良い。
楽勝な問題と手ごわい問題の区別がわかり、正答できなくても出題意図が何なのか当たりをつけることができるレベル。
選択肢の用意の仕方に罠があるのに気付いたりするのも、また意外と面白いものです。
適度なラインを目指してみます。