日本学術会議からなぜか外された松宮孝明教授の『刑法総論講義』と『刑法各論講義』、買ってみました。
私の学生時代からある基本書ですが、買うのも読むのも初めてです。
やっぱり、学者は権力に嫌われるくらいじゃないとねえ、と私なんぞが気楽に言うのもなんなのですが。
Yahoo!コメントや某掲示板の政府応援コメントはやっぱり工作入ってるのかなあ…。
それとも学術の世界に政府が介入することのヤバさを意識できないくらい頭が昭和な人が増えているのか。
これは保守とか革新とか関係なくヤバいんですよね(語彙力がない)。
どこぞの共産党政権が自由主義の論客を徹底的に外したら見せしめ効果高いですよね。
だから本来、右も左もないわけです。
御用学者がのさばる素地を作ることがいかに有害か。
買って応援じゃないですが、外された学者さんをどんどん応援していくべきです。
(追記)
ネット工作なのか何なのか、某掲示板とかでは。今さら学術会議自体がおかしいとか言い始めてる人たちもいるわけですが。
でも、そういう人たちは、例えば学術会議が保守派に優しい見解なんか出したら一気に「さすが学術会議」となっちゃうんでしょうね。
利用できるわけです、その権威は。
都合の良いように権威付けできる道具に成り下がる結果となります。
だから、学術会議自体がおかしい集まりだから任命に多少疑義があってもとやかく言うな、と言うのは完全に踏み外しているのです。