みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

学術会議問題

学術会議問題は、まあ明らかに政権の性格が出ちゃったなと思うわけですが。

大学に偏りがあるとかもっともらしく言ってますが、それ基本的に、自律的に解決されるべき問題ですからね。

内閣総理大臣だからと言ってどこまでも介入が許されるわけではない。

 

ただ、もう一つの背景事情として、学者の地位低落というのはあると思います。

少子化で、大学はほとんどどこも経営が苦しいはずで、御用学者でも何でも、とりあえずお金を稼がないことにはやっていけないし将来を見通せない時代になっています。

 

特に大学の上層部が、「学問より補助金・優遇措置」みたいになっちゃってると、それだけで学問の自由なんて絵に描いた餅になるんですよね。

政府は、それをわかってると思うんですよね…。

 

だから、内閣が正義の学者たちをいじめてるんじゃなくて、学者内部にも敵はいる…というか、まあ学者は学者で理念で食っていけるわけじゃなくて、経営の問題はありますからね。経営の問題を考えて政府に楯突くことは止めておこうって判断はありえなくはない。

 

だから結構、根は深いと思うのです。

学問の自由といっても学問が金より大事って意識がない。

昔からなのかバブル以降なのかわかりませんけどね。

学問の府はひどく大衆化してしまっています。

 

ちょうど今日ニュースになってたけど、東大生を見世物にして遊ぶ番組とか(それに乗っちゃう東大生もどうよと思いますが)、教授に芸能人気取りをさせる番組とか、ちょっと考えないといけないと思います。