みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

鬼滅の刃(16巻~19巻)

『鬼滅の刃』に登場するキャラクターの中では「上弦の弐」の鬼、童磨が一番好きです。

 

そんなわけで16巻~19巻にかけて展開される童磨戦が個人的には作品中のベストバウトだと思ってます。

全体的に「これ勝てるの?(無理でしょ)」って絶望感と緊張感があるのが良い。

 

鬼滅の刃 18 (ジャンプコミックスDIGITAL)

鬼滅の刃 18 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

 

『HUNTER×HUNTER』のキメラアント編のシャウアプフもそうですけど、どの漫画でも悪なら悪に徹しきったキャラってのが結構好きです。

他には『鋼の錬金術師』のラストやエンヴィーですね(後者のほうは最後の最後でちょっとだけ…ですが)。

 

童磨が素晴らしかったのは、敗北する間際でも絶対に反省しなかった(できなかった)ところ。

もちろん敗北の際に意外な一面が見えるキャラもそれはそれでいいんですが、童磨の最期は、絶対に反省しないし、自分の何が悪かったのかも理解していないところがとても良かった。

反省しない敵がいるから、少しでも改心する敵が引き立つんですよね。

あと、負け際に躊躇も動揺もなく最強の技を披露するところも良かったです。恐怖とか後悔とかの感情が欠如しているがゆえの思考の素早さを見事に表現していました。

 

実は映画の無限列車編はまだ見てないんですけど、童磨編が映画かアニメ放映になったら絶対見るだろうなと思います。