みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

ドラゴンクエスト(ファミコン)

ファミコン版の元祖『ドラゴンクエスト』(1986年)も買ってみました。

改めて遊んでみると1にして既に和製RPGとしてのゲーム性が完成されてるのがわかります。地道に敵を倒してレベルを上げ、お金を稼いで良い武器防具を買う。それで着実に先に進めるようになる。これが楽しい。

 

 

昔あった『マンガドラゴンクエストへの道』という漫画(今はプレミア化してますね。黒表紙のが正統なバージョンです)の受け売りですが、西洋パソコンRPGの古典、ウィザードリィやウルティマはテーブルトークRPGの文脈から離れていないのでシビアなバランスだったところ、ドラクエはコツコツ経験値とお金を稼げば誰でもクリアできるように作られていると。

これが和製RPGの大きな特徴でありその後のゲーム業界を牽引する所以になったということです。

 

ただ、ファミコン版の『ドラゴンクエスト』はだいぶ難しい。

今のドラクエと比べると一番びっくりするのが、基本的な回復呪文「ホイミ」が弱いこと。消費MPは「4」と、驚異的な高さの上に、回復量は10~20程度です。

なので、ちょっと強い敵と出会うとあっさり追い込まれます。

例えば「しりょうのきし」はSFCリメイク版だとそんな強いイメージなかったのですが、ファミコン版では間違いなく恐ろしい敵です。高い攻撃力、使用呪文は「マホトーン」と「ホイミ」で攻防に隙がありません。

なかなか経験値を稼ぐ時間はないですが…何とかクリアしてみたい。