ナツメのファミコンRPG『カオスワールド』(1991年)、クリアしました。
面白かった。隠れた名作とは聞いていましたが、予想以上でした。
良いところは、今までも書いていますが、ゲームバランス、音楽、グラフィックなど全体的に手堅く高水準でまとまっていること、あとはストーリーですね。
そろそろ佳境かな?と思っていたら、そこからまた怒涛の展開。
最後まで飽きさせませんでした。
ステータス画面。一番上が主人公です(ひらがな入力限定。職業・性別は選べます)。
顔グラフィックがファミコンRPGとしては高水準(たぶんこれ以上はない)。
当時、スーパーファミコンでFF4が最高レベルでしたからね。ファミコンでそれに近いレベルまで達してるのはすごい。
欠点をあえて挙げるなら、戦闘が終始(ラスボスまで通して)力押しだったことくらいかな。ドラクエで言うスクルトのような補助呪文とか、ラリホーのようなバステ呪文にあまり意味がなく、攻撃に関しては物理至上主義的なところはあります。
まあ、鍛えさえすれば勝てるという意味ではシンプルで良い。
当時の人気は全く出なかったようでしたが(スーパーファミコンの時代だったので仕方ないですかね)、完成度は当時のドラクエ・FFに次ぐレベルのゲームだと思いますので、リメイクされないかなあ…と思います。