休日だし、久々にちょっと遊ぶか…と思ってやってみたら、前回遊んだときからの合計17時間くらいでクリアしてしまいました(この時代のRPGはクリアまで大体30~40時間かかるものが多いのです)。
前回記事
なるほど、なかなか良いゲームなのに何で評価されなかったんだろうと不思議だったんですが、ボリューム不足だったんですね。
以下ネタバレありで。
戦闘画面はこんな感じ。
敵キャラのデザインとか、全体にけっこう丁寧だと思います。
戦闘はFF式のアクティブタイムバトルですが、敵の行動をキャンセルする技があったりするあたりに『グランディア』的な要素があります。
ラストダンジョン付近の敵は全体にHP高すぎて強いですが、フィレーナの「しんくうぎり」でゴリ押しできます。
とある街の風景。
室内の調度とかも、全体的に丁寧に作ってあります。
女好きの爺さんの部屋には女性の絵画が掛けられているとか、そういう細かいところまでしっかりしてます。
下の部屋の緑色の何かは情報パネルです。地球ではない星を舞台にしたファンタジーで、文明発達度合いは相当高度、という設定です。
下の部屋にいる女の人に話しかけてみると…。
この反応。
主人公フィレーナはこの世界では被差別民族なのです。
ファンタジーではありますが、環境問題とか差別問題が結構ストーリーに…絡んでくるのかな?と思ったところで終わってしまうストーリーの短さが悔やまれますね。
特に意味はないですが、締めはこの1枚。
『ファイナルファンタジーⅤ』風のグラフィックですが、壮麗な建築物の外観や庭園なども細かく作ってあるのは嬉しい。
画面の下に、水の中に続いている階段がありますが、これもある条件を満たせば下に降りられます。
こういう、ゲーマー心をくすぐる隠し要素や寄り道要素もきちんと用意されています。
まあ、繰り返しになってしまいますけど、全体に丁寧な作りです。
ボス敵パターンの少なさ(ほとんど帝国軍の特殊部隊)や、終盤の端折り感があるところ、また終盤はバグチェックやテキストの誤字脱字チェックが十分でないところ(納期が迫ってたのかな?)とか、細かいアラはありますが、全体としては良かったです。
のんびり遊んで17時間クリアなので、頑張れば15時間くらいでクリアできると思います。
かえって時間のない社会人にはいいかもしれない(?)。