みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

大学入試過去問をやってみる

大学入試の過去問、教学社の大学入試シリーズ(赤本)の古い版がブック〇フで売ってるので、ごく稀にですが買ってみることがあります。

古本でも新しいのは1000円くらいしますが、古いのだと200円くらいです。

 

一時期から、特に現代文の小説に関して、著作権上の問題が出てしまうので掲載されるべき問題文が省略されてたりするのです。

だから受験生が使うなら、意外と古い版のほうがいいんじゃないか(安いし…)と思うんですけど、その辺は、課程の更新とか出題者の交替による傾向変化とかあるんですかね。

 

まあ自分の場合、買ったところで、なかなか解けないんですけどね。

さすがに現代文だけは難関レベルでも太刀打ちできる(ような気もする)けど、他の科目、特に数学は何が何だか…です。

地歴や政治経済も、できそうに思えて結構難しいんですよね。特に歴史は社会人になってからもけっこういろいろ読んでるので「意外と、当時よりできるんじゃないか?」と思っていたんですが、網羅的かつ正確な知識が必要なので、大雑把な理解では全く正答できないのです。

なので、記事のタイトルも「解いてみる」とは書けず「やってみる」なのですが。

 

英語や地歴は、中堅私大と言われるレベルで何とか太刀打ちできるくらいかな…(合格点が取れるとは言っていない)。

数学も、序盤のあからさまな点取り(点取らせ)問題程度なら何とか。

 

今までに2、3冊買ってみて思ったんですが、MARCHのレベルになると、やっぱり、格段に問題が難しくなります。

問題の分量が上がるだけでなく、問い方の角度が違う。

例えば同じ英語長文の空欄埋め問題(空欄に入るべき語句を候補から選ぶ)でも、空欄にする場所と、候補となる語句次第では、難度がかなり上がるんですよね。

「そこ空欄にされると文意が把握できないんですけど…」という場所ばっかり空欄にしてある上に、候補の語句には似たような(どれも当てはまりそうな)のばっかり、とかですね。

さすが難関私大と言われるだけある。

 

18歳当時の自分なら「楽勝だぜー」(ただし文系科目に限る)って感じで解けたのかもしれませんけど(記憶が美化されている可能性大)。

 

仕事とか社会人スキルは(当たり前ですが)、当時とは比較にならないくらいアップしてる自負は一応ありますけど、純然たる意味での学力は、やっぱり衰退するものなんだなと実感します。

 

大学入試の過去問やってると、高校時代の頃の感覚がわずかに復活して、その分思考が若返るような気がするんですよね。

気がするだけかもしれませんが。