前回記事で、序盤でセーブデータが消えたことを書いてから、はや3年半(時の流れが速すぎる…)。
実はその後もセーブデータが消えにくい別のROMカセットを中古で買って進めていたのですが、あまりにも敵が強すぎるので詰んで(積んで)いました、テイチクの1994年のスーパーファミコンソフト『ザ・ラストバトル』。
前回記事
最近、ニコニコでRTA動画を上げてくれた人がいたんですよ。ニコニコ動画界隈では有名な某兄貴リスペクト動画ですが…。
その動画の解説が非常に詳しくて(攻略本持ってないですが、たぶん攻略本以上に緻密に研究されたうえでタイムアタックしてるので素晴らしい)、あ、そういうコツがあったんだなとわかったので、再開することにしました。
その動画を見るまで知らなかったこのゲームの戦闘システムの重要なポイント、それは「敵に狙われるのは、直前にその敵を攻撃したキャラ」ということです。
これを知らなかった。
戦闘は基本オートバトルです。
そして、敵が大抵は集団で出現する上に結構固いのです。
メイという魔法使いキャラがいて、全体攻撃魔法がとても強い代わりに、耐久力は最弱。
メイがやたら素早いので、「他の味方がまだ行動しないうちからメイが前線に出て行って全体攻撃魔法」→「集中攻撃を食らって気絶(他の仲間が回復してあげる暇もない)」という展開が何度も続いたので、嫌になって止めていたのでした。
でも、RTA動画で上記のポイントを知ってから、だいぶラクに対処できるようになりました。
後衛キャラなのに常に前線に一番でノコノコと出ていくメイ(魔法使わせないようにしても前線に出ていくので結構イライラします)。
魔法合成で強化した全体攻撃魔法(アイスストーム)を使って…。
敵全体に大ダメージ。
でも、倒しきれてないので、このままだと敵の集中砲火を食らうことになります。
急いで主人公に全体攻撃魔法を使わせて、メイの代わりに攻撃を受ける盾役にさせる。
主人公(クルト)の名前の下にある黄色いマークは、プレイヤー(私)がコマンド(命令)を下したという意味です。上の写真を見てもらえれば、メイが前線に出て行って魔法を使おうとしている段階で既にコマンドを下しているのがお分かりいただけるかと思います。主人公は素早さが低いので、そのくらい速くコマンドを下さないと間に合わないという…。
戦闘は基本的に敵味方入り乱れての乱戦になります。
後の(会社は違いますが)FF12の原型っぽい戦闘システムで、作戦を細かくカスタマイズできます。キャラの名前の下にあるハートマークの大きさは、どのくらい体力を削られたら回復させるかを示してます。ハートマークが小さいのは、あまり回復しない代わりに連続攻撃が出やすくなるアグレッシブなスタイルという意味です。作戦次第で戦闘の行方が大きく変わるのは面白い。
コツを掴むまではちょっと難しいゲームだけど、システムも、古き良き中世ヨーロッパ風ファンタジーな世界観も、けっこう丁寧に作られています。
ストーリーはけっこう短くて、もう佳境に入っている感じかな。
何とかクリアしたい(セーブデータが消えないうちに)。
無事クリアしたらまた書きます。