いつもネットカフェで読んでましたがコロナ禍で行けないので、Kindle で購入しました。
いつ読んでも1巻と2巻の流れは素晴らしいです。
今では無理な、高校生の飲酒宴会シーンもあるんですが、あの展開がすごく良いんですよね。それまでお互い疎遠で、確執があるからこそ、みんなでお酒飲んでパーッと素をさらけ出してる感が非常に良い。
そしてその翌日、伝説のあの人物が登場するという流れも完璧。
今まで何度か書いてますが、シュート!は静岡大会で優勝する直前くらいまでが良いです。
土のグラウンドで練習してたり、質素なグラウンドで公式試合してたりするあたり、いかにも等身大の高校生の生活がある。
全国大会編からは徐々に『キャプテン翼』的な要素が強まって、スタジアムを埋めつくすほどの大観衆の中でのスーパーサッカー漫画になってしまっていくので、個人的にはあまり面白くないです。もともと必殺シュートとかの要素はあるんですが、その割合が強まりすぎていくというか。
それと、当時Jリーグ発足やW杯初出場とかあったから無理して展開を早めた感はある。無理にラモス瑠偉をモデルにしたキャラクターを登場させたりしてますね。
その意味では、全国大会以降は良くも悪くも時代に翻弄されたのかもしれません。