みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

シュート! 1巻・2巻

いつもネットカフェで読んでましたがコロナ禍で行けないので、Kindle で購入しました。

いつ読んでも1巻と2巻の流れは素晴らしいです。

 

シュート!(1) (週刊少年マガジンコミックス)

シュート!(1) (週刊少年マガジンコミックス)

  • 作者:大島司
  • 発売日: 2012/09/28
  • メディア: Kindle版
 

  

シュート!(2) (週刊少年マガジンコミックス)

シュート!(2) (週刊少年マガジンコミックス)

  • 作者:大島司
  • 発売日: 2012/09/28
  • メディア: Kindle版
 

 

今では無理な、高校生の飲酒宴会シーンもあるんですが、あの展開がすごく良いんですよね。それまでお互い疎遠で、確執があるからこそ、みんなでお酒飲んでパーッと素をさらけ出してる感が非常に良い。

そしてその翌日、伝説のあの人物が登場するという流れも完璧。

 

今まで何度か書いてますが、シュート!は静岡大会で優勝する直前くらいまでが良いです。

土のグラウンドで練習してたり、質素なグラウンドで公式試合してたりするあたり、いかにも等身大の高校生の生活がある。

 

全国大会編からは徐々に『キャプテン翼』的な要素が強まって、スタジアムを埋めつくすほどの大観衆の中でのスーパーサッカー漫画になってしまっていくので、個人的にはあまり面白くないです。もともと必殺シュートとかの要素はあるんですが、その割合が強まりすぎていくというか。

それと、当時Jリーグ発足やW杯初出場とかあったから無理して展開を早めた感はある。無理にラモス瑠偉をモデルにしたキャラクターを登場させたりしてますね。

その意味では、全国大会以降は良くも悪くも時代に翻弄されたのかもしれません。