トンキンハウスが生み出したク〇ゲーとして名高い1992年のRPG『ライトファンタジー』。
スーパーファミコンでシリーズ2作品出てますが、どちらもク〇ゲーとされてますね。
ちなみに『ライトファンタジー2』はややレア度が高いです。
パッケージの見た目は悪くない。
しかしなぜク〇ゲー呼ばわりかというと、いろいろあるのですが、メインは「厳しすぎるゲームバランス」だそうです。
今回ちょっと、中古700円くらいで購入できたので遊んでみました。
まだ序盤ですが、たしかにゲームバランスはク〇ゲーです。それ以外に言いようがない(笑)。
序盤の戦闘は高確率で全滅します。単純に敵の腕力が高いのもそうですが、毒や眠りなどの状態異常がひどい。かなり遠くからでもほぼ100%命中し、いったん眠らされるとほぼ起きません。
敵と出くわした瞬間に、勝てる敵か、勝てない敵かを見分けないといけなくて、確実に勝てる敵以外は一目散に逃げるのが正しい対処です。ただ、初見の敵の場合はとりあえず戦ってみて確認するほかなく、覚えゲーになります。
また逃げるとしても、逃げの成功率がかなり低くて、しょっちゅうリセットすることになります。
オート戦闘もけっこうひどい。
オートと言うからには敵をシンプルに片付けるためのベストな選択をしてほしいところですが、遠隔武器を装備させているはずなのになぜか近接戦闘ばかり挑んだり、逆に戦士系のキャラに近接武器を装備させたのに、魔法使い系(近接戦に弱い)を前衛の位置に残して数ターン無駄に敵との距離を取り始めたり、いろいろひどいです。
まあそんな感じでひどいゲームですが…。
ゲームバランス以外は結構良いです。キャラクターデザインをはじめとして、街の雰囲気とか音楽とかには温かみがあると思う。
凶悪なゲームバランスも単なる調整不足という感じで、簡単すぎれば作業感が出ますが、常にスリリングなので今のところまだ遊べます。
いざとなったら一気に冒険をラクにできる裏技に頼るつもりですが、とりあえず裏技無しで進められるところまで行きたいと思います。