2019年の1月の時点で「ネタ的には面白そう」と書きつつ、2年近く積んでました。
1995年、徳間インターメディア(Tim)から発売されたスーパーファミコンソフト、『ラブクエスト』。
95年の東京を舞台に、モテないマザコン主人公が道行く女性を口説き落としながらフィアンセを探す冒険をするというストーリーです。
前回記事
なぜ積んでたかと言うと…。
ひどい時には1歩ごとに敵と出会う、多すぎるエンカウント。
細かい戦略を練るよりもひたすらボタン連打をしたほうが速い、単調すぎる戦闘。
ゲームとしては…あんまりな出来だったりします。
「いやいや戦闘がイマイチなゲームなんて他にもあるじゃん」と思うかもしれません。
そうですね、実際このブログでもそんなゲームは今まで紹介しています。
しかし、シナリオもダメです。
というかシナリオのほうがよりダメです。
95年(つまり26年前)というハンデを差し引いてもなお寒いです。
あまりギャグセンスのない僕が言うのもおこがましいですが、特にメタなネタを中心にスベりまくっています。
その一例。
たしかにシナリオひどいけど、プレイヤーなりに何とか解釈して楽しもうと頑張っているところにこのセリフなので。
自ら認めるのは潔い…と、思うわけがない。
まあ、他のイベントはもう少しマシですけどね。
これが今のところ一等にひどかった。
褒められる点としては~、あまり多くないんですが、まあ今ならできないだろうなってネタが多いのは、時代を感じさせてある意味面白いかもしれません。
戦闘シーン。
なぜ婦人警官と暴走族と女弁護士がチームを組んで主人公に襲い掛かってくるのかわかりませんが、とりあえず全員を口説き倒します。
それだけでもう今なら炎上しそうなゲームですが。
平成初期なんてまだ昭和の空気が色濃く残ってた時代だから、という時代背景をご理解いただければ。
魔法に当たる口説き「技」も使えますが、通常攻撃が通じづらい一部の敵を除いては普通に戦ったほうが強いです。必然的にボタン連打になりがち。
あと、音楽はけっこう良いです。スーパーファミコンらしい音源で、感動するってわけではないんですが、ゲーム音楽としての聴き心地は悪くありません。
とりあえず、購入額8000円という、中古ソフトにしては比較的高額なソフトだったので(強調)、元はとりたいですね。
クリアはしようと思います。