みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

超国家主義の論理と心理

たまにはおっさんらしく、見栄張って小難しい記事も書いてみます。

 

昭和の政治学者、丸山眞男の、1946年の非常に有名な論文(くだけて言えば大ヒット作品)「超国家主義の論理と心理」。

私が持ってるのはこの本じゃなくて平凡社ライブラリー(文庫)の丸山眞男セレクションです。そちらにも掲載されてます。

 

 

名前は難しそうな論文ですが、実は文庫サイズで約20頁強とけっこう短い上に、文章は平易なのです。

久々に読んでみました。

 

私は別に丸山眞男ファンではなく、またこういう文庫に掲載されているメジャーな作品しか読んでないのです。ただ、まあ音楽とかでもヒット作品だけ知ってるっていうことはあるし、全部聴かなきゃいけないってものでもないと思うので、そこはご容赦。

 

大和西大寺の銃撃事件が主要な原因ですが、国際情勢も含めて世情が不安定な今だからこそ、昭和の、特に戦後の文章もたまに読み直したほうが良いかなと思うわけです。

 

何かあるとすぐに戦前回帰っていうほど私もいわゆる戦後リベラル的な思想に傾倒(転向)しているわけではないんですけど、右や左を問わず、戦後日本が何を克服しようとしてきたのか(あるいは何を克服すべきだったのか)ってことを今一度落ち着いて考える段階に来ていると思います。

それが即時的に役に立つことはないと思いますが、おそらく戦後初めて、停滞ではなく本格的な衰退(後退)局面に入ったこの国が次どうすべきかを考える上で、何の羅針盤もない中で考えるための一つの材料としてはあったほうが良いと思う。

 

まあ少なくともイマドキ元首相を「国葬」はないだろって、それだけは明確に思いますけどね(笑)。