2年ちょっと前に記事を書いて、3回目チャレンジの途中で積んでいたのですが、このままも何なので攻略サイトを頼りにクリアしてしまおうと、ちょっとずつ進めてます。
前回記事
とにかくストーリーが暗いなあ…。
せっかく、幼年期編(予想よりずっと長かった)をクリアして青年期編までは来たのですが、何かこう、世界がバッと拡がるわけではないので爽快感はないですね。
『ブレス オブ ファイア』は、ⅠとⅡは基本的に王道で壮大な感じなのにⅢ、Ⅳ、Ⅴと軒並み暗いんですよね。何かあったんだろうか。
この暗さは、原作の出た1998年当時「ヱヴァンゲリヲン」とか「ファイナルファンタジーⅦ」の影響で、こう、自己内省的な、自分の真実を追い求める系のストーリーが流行ってたせいかもしれません。
有名作品でストーリー的に一番近いのは、世界を旅しながら悪ガキ少年が成長していく『グランディア』かなと思いますが、『グランディア』の主人公ジャスティンに対して『ブレスオブファイアⅢ』の主人公リュウはおとなしい設定なのでそれもまた拍車をかけます。
『ドラゴンクエストⅦ』も暗いは暗いのですが、マリベルやガボという明るいキャラがいるのでまだ救いがあるというか。こちらは全員暗いです(モモとペコロスが少しは明るくしてくれるか、くらい)。
(追記)
後で知ったのですが、大ヒットホラーアクションゲーム『バイオハザード』のノウハウを吸収したそうです。なるほど、それで何だかバイオっぽい謎解きや展開が多いのか…と納得しました。
ただ、それはアクションでやるものであって、RPGとの食い合わせは悪い気がします。謎解きが全体的にめんどくさい。
暗くテンポの悪いストーリーに、同じく演出重視でテンポの悪い、かつ難度の高いバトル(前回記事に書いたまんまですが)。
駄作ではないですが…、有名作品の割に、という感じですね。
そして、攻略本(または攻略サイト)首っ引きでないと見逃してしまう、いわゆる「取り返しのつかない要素」が多すぎる。できれば攻略サイトなんか見たくないのですが、難度が高いので見ざるを得ません。
ストーリーはいずれ感動的な場面が出てくるのかもしれませんが、全体的に和製RPGの悪いところを凝縮してる気がします。この前まで遊んでたファミコンの『カオスワールド』は逆にシンプルで良かったのですが。
じゃあ遊ばなきゃいいだろってなるかもしれませんが、ゲーマーのサガとして、黒歴史だろうがク〇ゲーだろうがクリアできるものは根性でクリアしたいし、ゲームの全体を見極めてから改めて評価を決めたい(偉そうですが)というところがあるので、もう少し粘ってみます。