たまには真面目な本でも買ってみるか…と思って電子書籍で購入。
うーん、でも、何か変だな…と思って著者を検索すると、ちょうど一年前に他界された元総理のお友達というか熱烈な支持者の方だったんですね。
解決策については素人ながらよくわからなかった(素人だからかもしれませんけど)。
あと、経済と関係ない歴史の授業みたいな記述が多すぎますね。書名のテーマに切り込むまでが回りくどく、きわめて散漫な印象を受けた。
要は、国債なんて償還不要なんだから増税じゃなくて国債で防衛費などを賄え、外国会社が国債を買わないなら日本銀行が買い取ればいいっていう話なんだと理解しましたけど。
でも、国債って、たしかこの前、格付けが下がってませんでしたかと思ってしまう…。
格付けが下がれば通貨安を招くと言われているし、日銀が買い取ったりしたら余計インフレになるんじゃないかと思ってしまいましたが。
インフレになって困るのは貯蓄とか年金で生活している人たちですよね。生活保護もかもしれないけど。
苦労して稼いだお金の価値が一気に何分の一にもなるんだから。
日本経済が停滞してるのは国債発行しないからじゃなくて、単純に日本の会社含め日本社会の活気が低下してるからだとは思います。
解決策は…特効薬はないですよね。
少なくともマネーゲームみたいなことして金を回しても意味なくて、実体経済が上向かないとどうしようもなさそうかな。