みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

フェーダ その4(クリア後感想・ネタバレあり)

『フェーダ』の記事が2連続ですが、クリア後感想をわりとネタバレ有りで書きます。

 

主人公ブライアンは、後半の差しかかりの戦いで傷を負い、いったんパーティーを抜けて、戻ってきた時には片腕だけ鋼鉄の装備をして戻ってきます。

これで主人公が大幅強化、という熱い展開のはずですが…。

 

実際は弱体化してます。

というのも、強化は専ら攻撃面だけだからです。

 

このゲーム、ほとんどの戦いでは前衛を盾役で固めて道をふさぎ、後衛キャラに攻撃が行かないようにするのが基本です。

 

 

こんな感じですね。

(右上の紫色の竜は敵。他にも画面上側に敵の大群がいます)。

 

敵の攻撃対象選択の優先順位は、

弱った味方、あと少しで倒れる味方>主人公(ブライアン・アイン)>体力満タンの味方 

という感じなので(後半は敵も少し頭がよくなるのでいきなり弱い味方に突進してきたりしますが)、前衛で盾役を引き受けることができるかどうかは、けっこう大事なのです。

 

復帰後ブライアンは、攻撃力はたしかに最高クラスなのですが、防御と素早さの伸びが非常に悪くなっています。正直、後衛キャラ並みにもろい。

前半は行動範囲良し、防御良しで文句なしだったブライアンが、盾役を務められなくなると、後は盾役になれるのはダンとアインくらいしかいません。

相棒(副主人公)であるアインは、前半こそ防御が弱く頼りないものの、後半は防御も回避率も高く、戦略上は完全に、ブライアンにとって代わります。

 

 

LAW(フェダーイン)クリアした感想としては、

 

MVP エル(マジックバリア)

準MVP アイン(後半盾役)、ダン(盾役)、エリス(ターンアンデッド)

次点 アービー(準・盾役)、アリア(回復)、ジェダ(飛行・アイテム運び)

 

という感じですかね。

意外と伸びなかったのがシシマル。侍風の強そうな風貌のとおりに加入当初は主人公顔負けの強さを見せますが、後半は敵トルーパーの的になってしまうくらい防御が弱い。

ロイスはヒロイン枠ですが、防御面で大きく劣ります。ヒロイン優遇なんてものはないあたりがハードボイルドというか。

 

セガサターン等でリメイク版が出てますが、真のリメイク版が見たいソフトではあります(たぶん無理)。