みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

リトルラバーズ シーソーゲーム その4

2023年に新たに遊んだゲームの中で一番のインパクトと言えばこの『リトルラバーズ シーソーゲーム』(1999年 NTT出版)でした。

NTT出版が開発したわけではなく外注作品だとは思いますが、よくこれでOK出したな、というかNTTの子会社が何してんの(こんなゲームまで)と思うくらいの高難度(初心者救済措置や裏技は皆無)と、絵柄やタイトルの割に激重なシナリオ。

 

 

以下、少しだけネタバレありで(一番有名?なエピソード3についてはネタバレしません)。

 

 

 

 

シナリオライターが70年代~80年代のロック・パンクバンドのファンなのか、シナリオ名が「失くした1/2」(尾崎豊の曲名)とか「あの歌が思い出せない」(RCサクセションの曲名)とか、底流にあるセンスが渋いんですよね。

それに伴ってか、ストーリーもどこか影があって破滅的な展開が多い気がする。

 

絵柄は本当に綺麗なのです。

ちなみにこの山川さんも好きなキャラですが、脇役ですので攻略不可能。

「脇役キャラにも行けます、ついでに難度も下げました」、みたいなリメイクがあれば…と思いますが、ゲーム自体がマイナーだし、期待薄かな。

 

PS1(互換のPS3)でしか遊べない、隠れた名作(賛否両論ありそうなところも含め)ということで。