1999年、PS1のゲームです。
2回挫折して積んでましたが、元は取るべしということで3度目の正直。
で、どうにかこうにかクリアしました。セーブ&ロードを何回繰り返したかわかりませんでしたけどね。
前回記事
いやしかし、面白かったです。難しかったけど。
パッケージ裏に「アドベンチャーゲーム6本分の重厚なシナリオと、ボードゲームの軽妙な駆け引き」って言葉があるんですが、その宣伝文句に偽りなし。
ストーリー、音楽、演出、いずれもハイレベルでした(まだ6つのエピソード中1つしかクリアしてませんが)。
ネットにはわずかにネタバレもありますが、見ないで遊んだほうがいいです。
唯一の欠点はホントに難しいってことです。ルーレットで全てが決まるので。
パラメーターアップのルーレットや部活動のルーレットは最後までできませんでした。まあそんなんでも何とかクリアできます。
ライバルであり親友でもある3人のCOM(コンピューター)キャラの選び方ですが、下位3名と上位6名との間には、かなりの能力格差があります。上位6名は運動が得意・芸術が得意という区別はあるものの、得意でないはずの分野でもなぜか全体的に能力値が高くなる傾向があり、到底追いつけません。
ただ、下位とされる3名(田中・小林・水垣)も決して弱いわけではなく、自キャラ(主人公)と同程度以上には伸びてきます。
そんなわけで、途中まではこれ勝つの無理でしょうと思っていたのですが、最終的にはパラメータは4名の中で低いほう、成績は学年中位くらい、でも何とかクリアできました。
なるほど、ルーレットの目押しができないとクリアなど到底不可能と思わせておいて、実はそこまで要求度は高くないということか…と得心しました(とはいえ重要なルーレットは何度もやり直しましたが)。
カードを手に入れ(合計5枚までストック可)、うまく使いこなすことが勝利への鍵です。
ちなみにこのCOMキャラ、説明書では「万事に平凡」みたいな説明がされていたのですが、終盤になって私の自キャラが一歩リードした際に「悪い噂」カードでだいぶ苦しめてくれました。
上位キャラでも人の邪魔を一切しないという見上げた性格のキャラもいるので、組み合わせと相性は大事ですね。妨害工作をされた場合の備えとして、3年生になったら「回復」系のカードはできるだけストックしておくと便利です。
難しい・運次第という点を除けば、なかなかの良作なので、時間ある時に他のエピソードもやってみようかと思います(暇人)。