みちのく砂丘Ⅱ

仕事と関係ないことについて書きます。

メルカトル悪人狩り

これもだいぶ積んでましたが読破しました、『メルカトル悪人狩り』。

名探偵ではない「銘探偵」メルカトル鮎が相変わらず倫理無視で傍若無人な活躍を繰り広げています。

 

 

ネタバレ(?)になりますが「メルカトル鮎」は麻耶雄嵩先生のデビュー作『翼ある闇 メルカトル鮎 最後の事件』で文字通り最期を迎えているはずなんですよね。

 

 

シリーズ最初の作品でいなくなったはずの「銘探偵」が、なぜかスマホのあるこのご時世に生きて推理しているというのは、ある種のパラレルワールドなのか、もしくは同名の探偵が何人もいるのかわかりませんが、麻耶作品独特のシュール感があります。