続けて読んでみました、阿津川辰海『蒼海館の殺人』。
前作のネタバレはないですが、前作を読んでないと名探偵がなぜ「こう」なっているのかがよくわからないと思いますので、前作『紅蓮館の殺人』読んでからのほうが良いですね。
最初は少しスローかなという始まりですが、ある一言をきっかけに、登場人物に語らせているとおり「休みのないジェットコースター」みたいな展開が始まります。
2作続けて、映画化してほしい感じもする派手でスペクタクルな物語。
次作は…と思ったら、この2月には『黃土館の殺人』が出るらしいので、楽しみにしてます。
《館四重奏》シリーズというようですが、赤い炎、青い水、黄色い土と来たら、FF的発想だとラストは緑の風かなあ。期待。