ドラゴンクエストⅢリメイクは、まあ様子見。
ドラゴンクエストⅢの欠点って、前にもどこかで書いたかもしれませんが、メタル狩りゲームになっちゃうことですね。
職業熟練度とレベルが分化してないので、レベル上げが正義になる。結果、ある地点まで来ると、普通に進めるより、メタル狩りしてレベルを上げまくるだけになる。
そこが、最高傑作と評されたオリジナルのファミコン版は良いとして、スーパーファミコン版やアプリのリメイク版まで来ると、ゲームの奥深みとして少しどうかというところが出てくる。
まあメタル狩りも楽しくはあるのですが、強い武器防具を手に入れるためにリスクのある遠出をしたり、ダンジョンに潜ることと天秤にかけるとかの悩みや楽しみがないと、ほんとに狩るだけになります。
たぶんドラクエⅥとドラクエⅦはそれを改善するために、職業熟練度とレベルを別にしたわけですが、これもFFほど徹底したわけではなかったので、もともと魔法使い系のキャラをパワーファイターに育てられるようなものではなかった。また熟練度の上がりが遅く、ゲーム進行のテンポをやや損なう面があった。
まあ、FFも、6とかではサボテンダー狩りゲームになっちゃう面はありますけどね。この辺のバランス調整に成功しているゲームってそこまで多くない。
なので、リメイクに関しては、見た目どうこうよりも、メタル狩りゲームになりがちなあたりが改善されているかどうかが、重要かなと思ってます。