前回記事
前回記事書いた時にはもう少し時間かかりそうかなと思っていたのですが、案外16時間くらいでクリアできました、『べアルファレス』。
まあ最後のミッションだけは難しかったというより進み方がわからなかったので攻略サイト見ましたけどね。今思えばしっかりヒントあったんだなあと(ネタバレ防止しつつ書くと、主人公の習得するトラップ「フリップパネル」「バキューム」を使えば全ての局面を打開できる仕組みにはなっています)。
クリア時間短縮に役立ったのは経験値稼ぎポイントがあったため(攻略サイトにもありますが少し違う場所)。
第3章の最初のミッション。クリア直前、斧を持ったリザードみたいな敵が無限に湧く場所があるので、なるべく多く(8体)出現させておいて…。
引きつけてから、武器で斬り払う。レベルの低いうちは混戦になりますが、防具を先に少し強くしておけば何とかなる。体力減ったら一度戻ってやり直し。
これ繰り返すとこの段階でLv40~Lv50くらいまで持って行けますので、終盤の敵相手でも「通常の」攻撃で負けることはなくなります。第3章入るまでは辛抱ですけどね。
それでも最終ボスは恐ろしく強いですし(回復アイテム多めに…)、敵の特殊攻撃もパズル要素も沢山ありますので、ゲームがつまらなくなったりはしません。
ストーリーも、終盤少しだけ駆け足かなと思いましたが、良くできてました。
最初に主人公の出身国や身分、冒険の目的を問われるのですが、これがけっこう重要です。
例えば仲間の一人、ジェシカのセリフ。
身分格差の激しい世界という設定なので貴族は平民からは憎まれています。
最初の設定で「貴族出身」にして、目的を人助けとか修行とか、そういう俗世離れしたものに設定すると、ジェシカのほか、平民出身の仲間とは相性イマイチな状態でスタートします。
逆に「平民出身」にして、目的を金儲けにして、さらに物語中の選択肢でも金にがめついものを選び続けると、ジェシカとの相性はどんどん上がっていきますが、貴族出身で高潔な理念を持つ仲間(前回記事に画像のあったアーサーとか)との相性は悪くなるか、上がりません。
こういう、細かいこだわりの見える世界観も含めて、全体的に良くできた名作でした(前評判通り)。けっこうゲーム慣れした人向けですけどね。