みちのく砂丘Ⅱ

仕事とあまり関係ないことについて書きます。

センチメンタルグラフティ その11(全キャラネタバレ感想・東日本編)

夜が明けたらもう夏休みも終わりなので、休みの最後に夜更かしして、全クリア記念にキャラ別の感想でも書いていきます。

今度は割と全面的にネタバレ有りで。

 

批判的というか、バカにして書いてあるように見えるところもあるかもしれませんが、僕はおバカでダメなところも含めて『センチメンタルグラフティ』が好きです。それを前提ということで(笑)。

 

センチメンタルグラフティ

 

例によってわかりやすさを重視し、キャラ名ではなく地名で表記します。

北から南へ。まずは東日本(この場合は中部含む)の6名。

 

 

札幌

ときメモで言うと藤崎詩織にあたるメインヒロイン格。北海道への旅というだけでロマンがあるから、設定的にメインにしやすかったんでしょうね。距離的には一番遠いのですが、せつなさ度の上がり方が長崎や横浜よりは速いので、難易度的にはやや難くらいです。大学教授の娘という設定からかやや潔癖な性格で、キスするタイミングを勘違いしてしまった主人公をビンタしたりと(話は逸れますがビンタのシーンが最も作画崩壊してます)、それ系のイベントが札幌ヒロインにだけ集中しています。ちなみに声優さんは後に『戦国無双』の濃姫という真逆な性格の役を務めます。

 

 

 

青森

ロックマン4でいうとトードマン、ロックマン5で言うとグラビティーマン。つまり難易度的には一番易しいヒロインです。とにかくせつなさ度の上がりやすさが圧倒的で、初見で何となく進めてたら大体は青森ヒロインを最初にクリアすることになるんじゃないかというくらい仲良くなりやすいです。テーマは家庭的な温かみ、そして母性全開。マニアックな話ですが、全ヒロイン中で一番声優さんが上手いのです。ブレスの入れ方は聴いてみてほしい。標準語ベースではありつつも、さりげない東北訛りを取り入れた演技には恐れ入りました。

 

 

 

仙台

ある意味このゲームを象徴する、電波りゅんりゅん娘です。ハイライトはデート中の突然のUFO召喚開始。一応、学校の成績は優秀っていう設定になっているようですが、多分それは「学校の勉強はちゃんとできる」という設定にしておかないと本気でヤバい子なんじゃないかと疑うプレイヤーが出るからだと思います。ただ、最終回想イベントはなかなかドラマチックだったので、意外とお薦めです。また、別の記事で書きましたが、このヒロインの一番の見どころは「2」での成長ぶりにあるような気がします。なお、この声優さんも後に『戦国無双』でお市の方を務めてますね。

 

 

 

横浜

横浜のイメージそのままで、最も派手好きで流行に敏感なヒロインという設定です。ただ、流行というのはあくまで1997年~1998年当時の流行なので、会話文に「マイブーム」など今では懐かしい言葉が並びます。以前から書いてますが、難易度的にはナンバー2。主人公の自宅から電車で1時間で会えるくらい距離は近いのに、せつなさ度が最も上がりづらく(つまり主人公に対する恋心が一番薄い)、「東京(主人公)から近いから簡単そう」と誤解したプレイヤーをゲームシステムの罠で陥れてくる強敵です。

 

 

 

金沢

いわゆるメガネっ娘&文学少女です。当時、12名のヒロインの中では最も人気がなかったみたいです。ただ、それはキャラに魅力がないせいではなく、彼女のシナリオの中心が大学受験や進路選択の悩みなので、セリフやストーリー展開が真面目すぎるからかなと。あと、当時のメイン客層となるプレイヤー(高校生~大学生くらい)の多くを現実に引き戻してしまったためもあるかもしれません(笑)。土地柄か文学に関する選択肢が少し多いですが、せつなさ度は上がりやすく、青森に次いで難度は低いと思います。

 

 

名古屋

12人の中では性格的にも設定的にも普通で、一服の清涼剤のようなヒロイン…のはずなのですが、イベントシーンの作画崩壊が最も激しく(主に出逢いの場面)、メインストーリーも地味に破綻しています。過去に、自分の過ち(学校の標本を壊した)を主人公にかぶってもらったというトラウマから責任転嫁や嘘が嫌いになったという設定を散々強調しておきながら、終盤では地元の男友達をフるために主人公をニセ彼氏に仕立てるという意味不明な行動を見せます。ただ、それを叱る主人公は少しカッコイイかもしれない(自分の12股を棚に上げつつですが)。